こんばんは。
実はこの間、北海道に行って参りました。
北海道といえばお酒好きには堪らぬところでございます。
写真を見ればお分かりの方も多いかと思いますが、
…そう!
ニッカウヰスキー余市蒸留場へ行って参りました!
北海道は広しといえどもウイスキー好きにとってはここだけは譲れない場所です。
小樽から電車で揺られること30分、着いた蒸留場はまさにマッサンの世界。北海道は、建物が日本ぽくなくてヨーロッパにいるように思えることがありますが、特にここはまさにスコットランド。
なじみのなさからまるで作り物のテーマパークのようにも思えたほど。
お酒好きにとっては一大テーマパークですけれど(笑)
各工程の棟を1つずつ回りながら、高まる試飲への期待。。。
熟成しかけのウイスキーの香りを体験したり、ピートに実際に触れられるコーナーも。
無料試飲会場では、余市(ノーラベル)、スーパーニッカ、アップルワインをしっかり全種類堪能。いつもの馴染み深い味ながらも、その過程を見た後に頂くのはまた格別。試飲会場はご覧の通り込み合っていましたがみんなお酒がすきなんだなーとちょっとうれしくなったり。
ちなみに有料の試飲会場もあります。余市は様々な樽からのウイスキーを調合してあの味わいを作り出しているわけですが、その調合される前のシングルカスクウイスキーが楽しめるのです。ピート&ソルティ、シェリー&スウィート、フルーティ&リッチの三種がありました。
その中でも、余市の1番の特徴といえるピート&ソルティを試飲しました。やはり、香りが普段のものより強いです。少し荒々しくさえある感じ。口に含んだ時にもぐっとひろがるピートの香りと後にくる塩味。
原酒なので度数が高いこともありますが、一口含んで、また一口、余韻を楽しみたくなるような一杯。
そんな大満足の余市でしたが、蒸留場限定ウイスキーをお土産に持って帰ってきたので、また、ぜひ飲んでやってください。2000年代の樽から作られた2000`s余市です。一杯800円にてお出ししています。
2000年代なら普通に売られている余市の10年と変わらないじゃないかと思われた方。その通りですよね。
年代だけなら同じ時を重ねた余市です。
ただ、その味、香りはよりピートの香りが高く、後に続くのは香りに負けない塩味。余市の特徴がぎゅっと詰め込まれたような一杯となっています。これはぜひ、普通の余市10年と飲み比べていただきたいところ。おもわず、へえーといってしまうかも。むしろ、ぜひ飲み比べていただきたいお酒です。
今日は長々と書きました(笑)
余市に行きたいけど、なかなか遠い・・・という方、私も余市に行ったことがあるよ!という方、普通の余市との違いが気になるなあという方、是非是非お待ちしております。